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science pipette*について

maichi2(変換後)


こんにちは、science pipette*にお越し下さり有り難うございます。
管理人のまいちこと坂倉真衣(さかくらまい)です。

このブログでは、チャイルドサイエンスコミュニケータとしての
日々の活動の紹介や、全国色んなところで行われているサイエンスイベントに参加をした感想、
また管理人の勝手なつぶやきなどを気侭に発信していきたいと思っています。

いきなりですが、皆さん、科学と聞いてどんなイメージを持ちますか。
計算きらーい、化学式きらーいなんて声が聞こえてきそう。
はたまたでんじろうさんがされているような面白そうな化学実験を思い浮かべる方もいるかもしれません。


食べ物がおいしいのだって、太陽がまぶしいのだって、雨の音に耳を傾けるのだって、
みんな実は、サイエンス!?
ふとしたときに立ち止まって考えてみると、びっくりするような発見があるんです。
(たまーにでいいんです、でもたまにしてみると楽しいのヨ)

そんなふと感じた不思議だなあ、きれいだなあという気持ちから深めていけるような
活動を子どもたちと一緒に共有できたらというのが私の願いです。

3月11日の東日本大震災以降、「科学する」こと、意味について
私自身、すごく考えさせられました。
なんのための、だれのための科学なのかを何度も何度も問い直しながら、
活動を続けていきたいです。

科学と「出会える場所」、その子その子なりの色んな「科学との出会い方」、
そんな場所や瞬間に関わり続けたいと思っています。

【管理人紹介】
坂倉真衣(さかくらまい)/チャイルドサイエンスコミュニケーター
山口県出身。九州大学農学部卒業。九州大学大学院ユーザー感性学修士課程修了。
九州大学大学院 統合新領域学府ユーザー感性学専攻 博士後期課程在籍/福岡市内私立高等学校非常勤講師(生物)(2011.4〜2013.3)
日本学術振興会特別研究員(2013.4〜)

チャイルドサイエンスコミュニケータ−科学のお姉さんとして、博物館や公民館で活動しながら、子どもたちの視点からの科学教育、サイエンスコミュニケーションについて考えています。

現在は九大大学院の修了生で立ち上げたCLCworksという団体を軸にして活動をしています。

science pipette*についてのお問い合わせは、
mai.sakakura@@gmail.comまでお願い致します。
(@を一つはずして下さい)

科学教室や、ワークショップ、
サイエンスコミュニケーションについてのレクチャーなど出張いたします。
イベントやサイエンスカフェなどの企画•場作りなども上記の連絡先まで
お気軽にご相談くださいね!

Facebook:https://www.facebook.com/mai.sakakura?ref=tn_tnmn
twitter:https://twitter.com/maichi123
(日々の活動などこちらでも紹介しています!)


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科学リテラシーの必要性


こんにちは、まいちこと坂倉真衣です。
今日は早めの更新です。



生かされなかった教訓 ~松本サリン・20年後の真実~
WWW.NHK.OR.JP
一般市民に対して世界で初めて化学兵器サリンが使用された無差別テロ「松本サリン事件」から20年が経つ。8人が死亡、140人が負傷した事件。しかしオウム真理教に対する捜査は難航し、この9ヶ月後に東京の地下鉄で、大規模なサリン事件を許すことになる。松本の教訓はなぜ活かされなかったのか?事件から20年が経った今、元捜査関係者や専門家の新たな証言や、埋もれていた資料から、これまで知られていなかった事実が浮かび上がってきた。

昨日のクローズアップ現代。
番組は観れなかったのですが、
動画で一部の概要をみました。


“当時、警察には化学の知識がある人はほとんどいませんでした
サリンについて知っている人は皆無でした”

“素人でも作れる”というおそらくその前後の文脈が
完全に取り払われてしまった情報だけが一人歩きして、
被疑者として、一人の会社員の方が疑われてしまいます。

「科学リテラシー」は、今でこそその重要性が議論されていますが、
この言葉を持ってせずとも、当時の人々は科学知識の重要性について実感したことと思います。

“サリンの知識を全国で共有するために…”
“誰も予想だにしない事件”

科学についての正しい理解、科学リテラシーは重要、
本当にその通りで、この動画を観るだけでもそれを実感しますが、

では、誰が、どこまで、その知識、理解を持てばよいのでしょうか。

「科学」は極めて広く、
おそらく専門家でも分野を越えると、その内容について正しく理解している、ということは
むずかしいと思います。
(動画でも、サリンについてその存在を知っている化学者は少なかったとのことでした。)

ましてや、科学コミュニティにいない人たちにとって、
その存在をあらかじめ知っておく、ということは前例がないと極めてむずかしいことです。
(だからこそ、前例を教訓にしないといけないんですね。)

私は当時、小学生。
毎日、テレビで観るこの事件のニュースに、
とにかく怖いことが起こった、とその気持ちでいっぱいで、
学校で、学んでいる「理科」とも関係のあるニュースだなんて、思いもしませんでした。

もし、結びつけて考えることができていたら、
「理科」で習うことの両面(実験が楽しいというだけではなく、
恐ろしい物質を作ることもできてしまうことなど)について、
理解することができたのかもしれません。
(でも当時は小学生。うーん、どうでしょうか。「科学リテラシー」は、誰が、どこまで、というのと、
いつ(その子、人が何歳なのか)ということを考えることが重要であると改めて実感します。)


生活をしていく上で必要な「科学リテラシー」
もう一度、私も考えてみたいと思います。

科学コミュニケーション、科学リテラシーについて考えさせられるニュースは多いです。
言葉が稚拙で中々思いを綴れないですが、
考えたことについて、これからも書いて行こうと思います。


それでは、また。









知の構築とその呪縛


こんばんは、まいちこと坂倉真衣です。
今日の福岡は蒸し蒸し蒸し暑い…!(むしが続きますね。笑)
夏もすぐそこですね〜。



今日は本のご紹介。
知の構築とその呪縛

知の構築とその呪縛/大森荘蔵/ちくま学芸文庫


中村桂子さんの書籍で知ったのですが、
サイエンスコミュニケーション活動は何を目指すべきか、ということを考える上で、
非常に示唆深い内容であると思います。

大森氏によれば、物の見方には、大きく2つの見方があるといいます。
1つは、日常、人々が素朴に感じる「略画的な」見方。
花を見て綺麗だと感じる等、五感で自然に感知される見方です。

2つは、ある対象を取り出してより詳しく見る「密画的」な見方。
DNAを調べる等、分析的にものを見ていく見方です。

この2つは、普段二項対立的に見られがちであるかもしれません。
しかし、大森氏によれば、
本来対立するものではなく、この両方の見方を持ってみることによって世界がより生き生きと理解されると言いいます。

科学研究で得られた知見と、日常が切り離されていては、その両者の見方は子どもたちの中で中々両立しないでしょう。
これを交流させ、両立させることこそサイエンスコミュニケーターの役割なのではないでしょうか。

具体的な活動は現在模索中ですが、チャイルドサイエンスコミュニケーターとして、私が行うサイエンスコミュニケーション活動では、生活の中にあるが、普段は意識されない「科学」を子どもたちと一緒に見つけ出し、そして、そこに科学研究によって得られた見方をもっても見てみるというこの「重ね描き」を行っていきたいと考えています。

果てさて、どんな感じになるのだか。

そんなすぐには実現されない。
生涯をかけて行う、ライフワーク!です!

それでは、また。

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【絵本の紹介】ざっそう/福音館書店

こんばんは、まいちこと坂倉真衣です。



今日は絵本のご紹介です…!
(私は小さい頃から、絵本が好きで
とくに研究柄、お仕事柄、科学絵本を色々と集めています。
少しずつ紹介できるとよいなあ(^ ^))

ざっそうざっそう
作・絵:甲斐 信枝出版社:福音館書店絵本ナビ



普段、何気なく歩いている道でも足下に目を向けると草花がいーっぱい!
この絵本は、春、夏、秋、冬、と季節事に見られる雑草が描かれているので、
道を歩くのが楽しくなります。

科学的ってどういうことか?!
この議論は、分野によって、人によって
見解が分かれるところだと思いますが、
何気なく見ているものを、しっかり見てみるということが、
その第一歩であると私は感じています。

「ざっそう」を含めた福音館の科学の絵本「かがくのとも」には
普段何気なく見ているものを題材にした素敵な絵本がたくさん…。
今も昔もファンが沢山だと思います。
(私もその一人。)

今は、都市化が進んでいて、中々大自然の中で遊ぶという体験は少ないかもしれません。
だけれど、どんな都会にだって、側溝の脇とか、きれいに手入れされた人工芝の隅とか。
きっと雑草たちが生えている。
こういう身近な自然に気づいて、触れることのできる経験が
子どもだけでなく、大人にも大事なのだと思っています。

子どもたちの自然体験に大事なのは、不思議に気がついて、そっと側にいてくれる大人。

大人になると忘れがちな、身近な場所にある不思議でならないことに
再び気づかしてくれる絵本です。



こんな感じで、絵本の紹介もこれから少しずつしていけたらよいなあ、と。
私の個人ツイッターでも、毎日一冊紹介しています。

個人的なつぶやきもすごく多いですが…。
(まあこのブログもプライベイトもお仕事もないですけれどね。)

それでは、また。

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福岡市の新科学館


こんばんは、まいちです!
段々、暑くなってきましたね〜(^ ^)
福岡は、梅雨なのに中々雨が降りません。



今日は科学館のお話。

私には大好きな科学館があります。
「少文(しょうぶん)」という愛称で、
福岡の子どもたちに愛されている科学館。「少年科学文化会館」です。

少年科学文化会館は、昭和46年に「少年文化会館」としてオープンした施設。
その後、プラネタリウムを増設して、
昭和58年に少年科学文化会館になったそうです。
(私よりもお兄さん!先輩です!)

私は出身が福岡ではないので、
子どもの頃に「少文」に通った思い出はないのですが、
大学院2年生のとき(今から4年前のことです)に、
九州大学総合研究博物館との共催だった夏の企画展「ひとのからだ•どうぶつのからだ」の企画•運営に
関わらせてもらったことがきっかけで、「少文」のことを知りました。
http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/publications/annual_exhibitions/HUMANBODY2010/00kiroku.html

そこで私が何より惹かれたのは、
少文に“通ってくる”子どもたちの様子。
中には夏休み期間中、ほぼ皆勤賞で来ては、
そこで遊んで帰っていく子どもたちの姿がありました。

元々サイエンスコミュニケーション、科学教育を専門にしていた私は、
科学を身近に、子どもと科学をむすぶ、
そんな言葉をキーワードにしてやってきましたが、
少文に何度も何度もやってくる子どもたちの様子を見たときに、
「ああ、こういうことなんだ!」ってすごく腑に落ちた気がしています。

地域に溶け込んで、子どもたちの1つの居場所になっている。

私がやっていきたいことってこういうことだったんだなあ、
それから、私は少文のことが大好きです。

お仕事柄、色々な科学館、博物館に行かせてもらうことが多いですが、
(趣味も科学館、博物館巡りなもので...)
少文の地域への浸着度は、本当に誇れるものだと思っています。

おしゃれではないし、建物も古いですが、
長い間かけて、地域に溶け込んで来た、地域の子ども達、大人達に愛されてきたことが
本当によく分かる施設です。

だからこそ、気になる!笑
新しい科学館。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/94843

愛されてきた、愛されている想いを
できるだけこぼさずに受け取って、
新しい館も、また引き続いて愛される施設になっていくとよいなあ…と。

ハード面も大事だけれど、
結局は、ソフト、人なんだ。気持ちなんだ。

私も新しい科学館が地域で変わらず愛されるものになるように、
最大限、よい形で関わらせてもらえたらなあと思っています。
(私みたいに思っている人も多いと思うなあ。)

2017年秋、開館。
















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